この記事は
「JPリターンズのマンション投資の相談の場所はどこ?」
などの疑問を持っている方に最適です。
記事を読む時間がない方のために簡単に結論を載せておきます。
![]()
![]()
![]()
「JPリターンズでマンション投資の相談をしてみたいけど、どこで相談できるの?」
「そもそもJPリターンズってどんな会社で、どんなサービスを提供しているんだろう?」
この記事は、そんな疑問をお持ちのあなたのために書かれています。
「JPリターンズのマンション投資 相談 場所」と検索された方が、安心して相談に臨めるよう、JPリターンズの相談窓口、具体的な相談方法、サービス内容、そして会社の評判まで、事実に基づいて詳しく解説します。
マンション投資は大きな決断です。
相談する前にしっかりと情報を集め、納得のいく一歩を踏み出しましょう。
JPリターンズってどんな会社?相談前に知っておきたい基本情報
まずは、JPリターンズ(J.P.Returns株式会社)がどのような会社なのか、基本的な情報を見ていきましょう。
相談相手を知ることは、信頼関係の第一歩です。
会社概要:設立、理念、規模
JPリターンズは、2002年11月に江馬 由将(えま よしまさ)氏によって設立された不動産会社です。
社名は「Joint Property Returns」の略で、「あなたと一緒に確かな資産を大きな利益に」という理念が込められています。
資本金は9,000万円、年商は約248億円(※一部資料では約200億円との記載もあり、報告時期により変動がある可能性があります)と、大規模な事業を展開しています。
従業員数は、最新の情報(2024年3月末時点)では111名とされています。(過去の資料では変動が見られますが、110名強の規模と考えられます。)
相談できる場所はどこ?拠点と連絡先
「相談 場所」を探している方にとって最も重要な情報、それが物理的な拠点です。
JPリターンズは、以下の場所にオフィスを構えており、対面での相談が可能です。
- 本社: 〒100-6906 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング6階
TEL: 03-5962-9450 / FAX: 03-5962-9452
- 京橋支社: 〒104-0031 東京都中央区京橋1-13-1 WORK VILLA KYOBASHI5階
TEL: 03-5579-9750 / FAX: 03-5579-9753
- 大阪支店: 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル15階
TEL: 06-6110-5490 / FAX: 06-6110-5491
東京と大阪という主要都市に拠点を持ち、直接訪問して相談できる体制を整えている点は、安心材料の一つと言えるでしょう。
信頼できる会社?許認可と加盟団体
不動産会社を選ぶ上で、信頼性は非常に重要です。
JPリターンズは以下の許認可を取得し、業界団体に加盟しています。
- 宅地建物取引業: 国土交通大臣(1)第10826号
(※以前は東京都知事免許でしたが、近年、国土交通大臣免許に変更されています。これは、複数の都道府県で事業を行う規模になったことを示します。)
- 賃貸住宅管理業者: 国土交通大臣(02)第000889号
(※こちらも登録番号が更新されています。)
- 主な加盟団体: 公益社団法人 全国宅地建物取引業保証協会、公益社団法人 東京都宅地建物取引業協会、一般社団法人 リノベーション協議会など
国土交通大臣免許は、全国規模で事業展開する不動産会社に与えられるもので、一定の基準を満たしている証です。
また、主要な業界団体への加盟は、業界のルールを遵守する姿勢を示しています。
これらの点は、会社の信頼性を判断する上での基礎情報となります。
どんな事業をしているの?事業内容と沿革
JPリターンズの中核事業は、投資用不動産、特に中古マンションの売買、仲介、管理です。
それだけでなく、不動産開発、物件の価値を高めるリノベーション、さらには生命保険・損害保険の代理店業務まで、幅広く手掛けています。
特徴的なのは、物件選びから購入、賃貸管理、保険、リノベーション、そして最終的な売却までを一貫してサポートする「ワンストップサービス」を提供している点です。
投資家にとっては、様々な手続きを一つの窓口で済ませられる利便性があります。
2002年の設立後、事業を拡大し、2009年には自社ブランドマンション「Lavilio(ラビリオ)」シリーズの開発も開始しました(一時中断後、2022年に再開)。
管理戸数も順調に増え、2024年3月末時点で4,373戸に達しています。
これは、多くのオーナーから管理を任されている実績を示しています。
当初の売買・仲介中心から、開発、管理、リノベーション、保険へと事業領域を広げてきた歴史があります。
この「ワンストップ」戦略は、顧客の不動産投資に関わるあらゆる段階をサポートすることで、長期的な関係を築き、安定した収益を目指すものと考えられます。
表1: JPリターンズ - 主要会社情報まとめ
項目 |
詳細 |
会社名 |
J.P.Returns株式会社 |
本社所在地 |
東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング6階 |
大阪支店所在地 |
大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル15階 |
主要相談窓口電話番号 |
0120-147-104 (受付時間 10:00〜22:00) |
設立 |
2002年11月 |
資本金 |
9,000万円 |
主要許認可 |
宅地建物取引業 国土交通大臣(1)第10826号 賃貸住宅管理業者 国土交通大臣(02)第000889号 |
従業員数 |
111名 (2024年3月末時点) |
JPリターンズのマンション投資サービス:何が特徴?
JPリターンズが提供するマンション投資サービスには、どのような特徴があるのでしょうか。
相談前に知っておくことで、より具体的な質問ができます。
どんな物件を扱ってる?主な対象物件とエリア
JPリターンズが主に扱っているのは、「中古」の「区分マンション」です。
区分マンションとは、マンション1棟全体ではなく、その中の1室(住戸)のことを指します。
エリアとしては、東京都心部(特に山手線内側や千代田・中央・港・新宿・渋谷の都心5区)や、横浜、川崎といった首都圏、さらには大阪、神戸、京都、福岡など、賃貸需要が高いとされる都市部の物件に力を入れています。
新築物件にある価格の上乗せ分(新築プレミアム)がないため、物件本来の価値に近い価格で投資を始めやすい点をメリットとして挙げています。
特に「駅からの距離」を重視しており、取り扱い物件の100%が最寄り駅から徒歩10分以内、さらに7割以上が徒歩5分以内であるとアピールしています。
駅近物件は、入居者が見つかりやすく、家賃も安定しやすい傾向があるため、投資の安定性を高める重要な要素です。
どんな選択肢がある?物件ラインナップ
JPリターンズでは、投資家のニーズに合わせて、いくつかのタイプの物件を用意しています。
- 低価格高利回り物件: 頭金10万円から購入可能とされる、主に2,000万円以下の物件です。大阪、京都、神戸、福岡などが中心エリアで、初心者や手元のキャッシュフロー(家賃収入から経費を引いた手残り)を重視する投資家に向いています。
- リノベーション物件: 都心の好立地にある築年数が経過した物件を、現代的な内装や設備に改修(リノベーション)して提供します。価格帯は2,000万円〜3,000万円程度。物件価値を高め、家賃の下落リスクを抑えることを狙います。
- 都心築浅ハイスペック物件: 都心5区などを中心とした、比較的新しくグレードの高い物件です。価格帯は1,700万円〜3,000万円程度。安定した運用と将来的な値上がり益(キャピタルゲイン)を期待する投資家向けです。
- 都心ファミリータイプ物件: 都心5区中心の広めの住戸(40u〜90u程度)で、すでに入居者がいる状態で購入するオーナーチェンジ物件が多いのが特徴です。価格帯は2,500万円〜9,000万円程度と幅広く、高めの家賃収入や、退去後のリノベーションによる売却益を狙う投資家に適しています。
物件価格は全体的に1,000万円〜5,000万円程度が中心ですが、ファミリータイプでは9,000万円程度まであります。
平均的な利回り(投資額に対する年間の家賃収入の割合)は、4%前後とされています。
他社と違う点は?サービスの特徴とメリット
JPリターンズのサービスには、以下のような特徴やメリットが挙げられます。
- 仲介手数料0円: JPリターンズ自身が売主となっている物件が多く、その場合、通常は買主が支払う仲介手数料(物件価格の3%+6万円+消費税が上限)が不要になります。初期費用を抑えられるのは大きなメリットです。
- 少額からの投資: 自己資金10万円程度から投資を始められる可能性があるとアピールしています。ローンなどを活用することで、少ない手元資金でも始めやすい場合があります。
- ワンストップサービス: 前述の通り、物件購入から管理、保険、リノベーション、売却まで一貫してサポートします。入居者募集や家賃集金、クレーム対応、物件のメンテナンスなども代行してくれます。
- 保証・サポート体制: 「35年間の家賃保証」、「当初10年間の家賃固定」、「退去時の原状回復費用の負担なし」、「管理費・修繕積立金の定額保証」、「設備保証」など、様々な保証オプションプランを提供しています。これらは特に初心者にとって安心材料になりますが、利用には条件や別途費用がかかる場合がほとんどです。相談時に詳細をしっかり確認しましょう。
- 高い入居率の実績: 2024年3月末時点で入居率99.95%、家賃滞納率0%という非常に高い実績を繰り返し強調しています。これは、物件選びや管理能力の高さを示す可能性があります。
JPリターンズは、需要の高いエリアの中古物件を仕入れ、必要に応じてリノベーションで価値を高め、仲介手数料なしで投資家に直接販売するという流れを得意としています。
特に、様々な保証制度はリスクを抑えたい投資家にとって魅力的ですが、これらの保証にはコストがかかっている(物件価格や管理料に含まれている)可能性が高いことを理解しておく必要があります。
例えば、「家賃保証」は安心ですが、保証される家賃額が相場より低かったり、将来的に見直されたりする可能性もあります(日本の借地借家法では、家賃が不相当になった場合、増減を請求できる権利が認められています)。
99.95%という驚異的な入居率についても、好立地な物件選びや管理の工夫に加え、家賃保証制度によって会社が一時的な空室リスクをカバーしている影響も考えられます。
この高い数字がどのように達成され、維持されているのか、その仕組みを相談時に確認することは重要です。
表2: JPリターンズ - マンション投資オプション概要
物件タイプ |
主な対象エリア |
参考価格帯 (万円) |
特徴・主な対象投資家 |
低価格高利回り物件 |
大阪・京都・神戸・福岡等 |
1,500〜2,000以下 |
初心者向け、少額投資、キャッシュフロー重視 |
リノベーション物件 |
都心好立地 |
2,000〜3,000程度 |
価値向上、安定性重視、家賃下落リスク低減 |
都心築浅ハイスペック物件 |
都心5区中心 |
1,700〜3,000程度 |
安定性重視、キャピタルゲイン期待 |
都心ファミリータイプ物件 |
都心5区中心 |
2,500〜9,000程度 |
キャピタルゲイン期待、長期安定高額家賃収入 |
JPリターンズへの相談方法:どこで、どうやって相談できる?
それでは、具体的にJPリターンズへマンション投資の相談をするには、どうすれば良いのでしょうか。
相談場所と方法について解説します。
相談できる「場所」は?
JPリターンズでは、あなたの都合に合わせて相談場所を選べます。
対面での相談:実店舗
直接コンサルタントと顔を合わせて相談したい場合は、以下のオフィスを利用できます。
- 東京本社(千代田区丸の内)
- 京橋支社(中央区京橋)
- 大阪支店(大阪市北区梅田)
事前に予約をして訪問しましょう。
オンラインでの相談:WEB面談
遠方に住んでいる、忙しくてオフィスまで行けない、という方には、WEB面談(オンライン面談)が便利です。
パソコンやスマートフォン、タブレットがあれば、自宅などからビデオ通話で相談できます。
どんな「方法」で相談できる?
相談場所だけでなく、相談の形式も選べます。
- 個別相談: あなたの状況や疑問に合わせて、コンサルタントと1対1でじっくり話せる形式です。対面でもオンラインでも可能です。最もパーソナルなアドバイスが受けられます。
- セミナー: 不動産投資の基礎知識や市場トレンド、税金対策などを学べるセミナーも開催されています。多くはオンライン(動画セミナー)形式で、YouTubeなどで視聴できるため、まずは情報収集から始めたい方におすすめです。(※対面セミナーは時期によって開催状況が変わる可能性があるため、最新情報をご確認ください。)
- 資料請求: すぐに相談するのは少しハードルが高い、という方は、まずは資料を取り寄せてみましょう。スマートフォンで手軽に読める形式の資料も用意されています。
- 電話での問い合わせ: ちょっとした疑問点などを直接聞きたい場合は、電話で問い合わせることも可能です。
- ウェブサイトのフォーム: JPリターンズの公式サイト(jpreturns.com)には、個別相談の申し込み、資料請求、売却査定の依頼、その他一般的な問い合わせなど、目的別の専用フォームが用意されています。
連絡先は?
主な連絡先は以下の通りです。
- 相談用フリーダイヤル: 0120-147-104 (受付時間: 10:00〜22:00)
- ウェブサイト:
- WEB面談・個別相談 申し込み: 公式サイト内
- 資料ダウンロード: 公式サイト内
- 動画セミナー: 公式サイト内
- 売却相談: 公式サイト内
- その他のお問い合わせ: 公式サイト内
相談すると特典がある?インセンティブについて
JPリターンズでは、個別相談(対面またはWEB)に参加した方を対象に、デジタルギフト券(例:Amazonギフトカードなど)を進呈するキャンペーンを実施していることがあります。
過去には、対面相談で最大5万円分、WEB面談で2万円分といった高額な特典が提示された例もあります。
ただし、これらの特典には「細かい対象条件あり」と明記されています。
一般的に、年収、勤務先、勤続年数、投資への関心度などが条件となることが多いようです。
これは、JPリターンズがターゲットとする顧客層(ローン審査に通りやすい、投資意欲が高いなど)を選別する目的があると考えられます。
特典は魅力的ですが、条件を満たさない可能性があること、そして相談後に営業を受ける可能性があることも念頭に置いておきましょう。
JPリターンズで相談できること:どんな疑問や悩みを解決できる?
JPリターンズの個別相談では、不動産投資に関する様々な疑問や悩みについて、専門的なアドバイスを受けることができます。
初心者から経験者まで、それぞれのレベルに合わせた対応が期待できます。
初心者向け:基本的なことから知りたい
「不動産投資ってそもそも何?」という段階の方でも大丈夫です。
- 不動産投資の基本的な仕組み(どうやって利益が出るのか)
- メリット(資産形成、私的年金、節税効果など)とデメリット(空室、家賃下落、金利上昇などのリスク)
- マンション投資、アパート投資などの種類、リスクとリターンの関係
- よく聞く「節税効果」の具体的な仕組みと、注意すべき点
(※JPリターンズは、節税効果だけを過度に強調するのではなく、資産価値の高い物件を提供することを重視する姿勢を見せているようです)
- 投資を始めるにあたっての資金計画(自己資金はいくら必要か、ローンは組めるかなど)
経験者・検討中の方:具体的な提案が欲しい
すでに不動産投資を検討していたり、経験があったりする方には、より踏み込んだ相談が可能です。
- あなたの投資目標(老後資金、キャッシュフロー改善など)や財務状況(年収、資産状況など)に合わせた具体的な物件の提案
- ローン利用を前提とした詳細な収支シミュレーション(家賃収入、管理費・修繕積立金などの経費、税金、ローン返済額、手残りキャッシュフローの予測)
(※シミュレーションはあくまで予測です。前提条件を確認し、楽観的すぎないか注意が必要です。一部でシミュレーションの甘さを指摘する声もあります。)
- すでに検討している他の不動産会社の物件との比較検討
- 最新の不動産市場の動向や、関連する法改正などの情報提供
特定のニーズに応じた相談
物件購入だけでなく、以下のような特定の目的やサービスに関する相談も可能です。
- 節税: 税金の知識が豊富なコンサルタントが、あなたの状況に合わせた税制戦略を提案したり、節税効果のシミュレーションを行ったりします。医師向けには提携税理士による確定申告サポートを提供している例もあり、他の職業の方でも同様のサポートが受けられるか確認してみる価値があります。
- 物件売却: すでに保有している不動産(JPリターンズ以外で購入したものも含む)の売却相談も受け付けています。査定や、より有利な条件で売却するためのアドバイス(リセールコンサルティング)が受けられます。
- 資産の見直し・その他: 不動産だけでなく、保有している資産全体のバランスを見直したい、相続対策や事業承継について相談したい、といったニーズにも対応できる場合があります。
- 賃貸管理: JPリターンズが提供する賃貸管理サービスの詳細(具体的な業務内容、家賃保証などのプラン内容、手数料体系)について詳しく聞くことができます。
- 保険: 不動産投資には、火災や地震などのリスクが伴います。それらに備えるための損害保険や、オーナー自身のライフプランに合わせた生命保険・医療保険などの提案も行っています。
このように、JPリターンズの相談は、単に物件を紹介するだけでなく、税金、相続、資産全体の管理といった、より広い視野でのアドバイスを目指しているようです。
これは、投資家の様々なニーズに応え、長期的なパートナーシップを築こうとする姿勢の表れと言えるでしょう。
JPリターンズの評判は?強みと注意点
実際にJPリターンズを利用した人からは、どのような声が挙がっているのでしょうか。
報告されている強み(メリット)と、注意すべき点(デメリットや批判)の両方を見ていきましょう。
JPリターンズを選ぶメリット:強みは?
JPリターンズには、以下のような強みが報告されています。
- 高い入居率と低い滞納率: 99.95%(2024年3月時点)という非常に高い入居率と、家賃滞納率0%の実績は、大きなアピールポイントです。安定した家賃収入が期待できる可能性を示唆します。
- 好立地物件への集中: 東京都心部や主要都市の中心エリア、特に駅から近い物件に特化しているため、賃貸需要が安定していると考えられます。
- 仲介手数料不要(売主物件の場合): 初期費用を抑えられる点は、特に初めて投資する方にとって魅力的です。
- 充実したサポートと保証: 購入から売却まで一貫してサポートする体制や、家賃保証などの手厚い保証オプションは、手間を省きたい方やリスクを抑えたい方にとって安心材料です。
- 低い初期投資額: 自己資金10万円から始められる可能性があるため、不動産投資へのハードルを下げています。
- 肯定的なスタッフ評価: 一部の利用者からは、「担当者が丁寧で説明が分かりやすい」「こちらの状況を理解しようとしてくれる」「リスクについても正直に話してくれた」といったポジティブな評価も聞かれます。
- 実績と規模: 20年以上の業歴と数千戸の管理実績は、会社の安定性や経験の豊富さを示しています。
注意すべき点:デメリットや批判はある?
一方で、以下のような批判や注意点も報告されています。
- 執拗な営業電話: 資料請求やセミナー参加、相談後に、営業電話が頻繁にかかってきて「しつこい」と感じる、という評判が複数の情報源で指摘されています。これはJPリターンズに限らず、一部の不動産投資会社で聞かれることですが、覚悟が必要かもしれません。
- 限定的な地理的範囲: 物件が東京都心部と一部の主要都市に集中しているため、地方の物件に投資したい場合には、選択肢がほとんどありません。
- 審査による断りの可能性: 相談しても、年収や勤務状況などが金融機関のローン審査基準を満たさない場合、投資を断られることがあります。
- シミュレーションや保証への懐疑的な見方: 提示される収支シミュレーションが楽観的すぎるのではないか、という疑問の声や、家賃保証などの保証制度には隠れたコストや将来的な変更リスクがあるのではないか、と指摘する意見もあります。
- 中古物件固有のリスク: 中古物件は価格が手頃な反面、築年数が古いとローンが借りにくかったり(特に築15年以上)、購入後に修繕費がかさんだり、設備が古く見劣りしたりするリスクがあります。
- オーナーチェンジ物件の制約: 入居者がいる状態で売買されるオーナーチェンジ物件は、購入前に室内の状況を自分の目で確認できないというデメリットがあります。
- 担当者による対応のばらつき: スタッフの対応が良いという声がある一方で、「電話対応が不快だった」といったネガティブな声も聞かれ、担当者によって対応の質に差がある可能性が考えられます。
他社との比較:JPリターンズの位置づけは?
競合他社と比較すると、JPリターンズの特徴がより明確になります。
- 入居率: JPリターンズが主張する99.95%は、RENOSY(リノシー)の99.6%やFJネクストの99.0%など、他の大手企業の公表値と比較しても高い水準です。ただし、前述の通り、この数値の背景(家賃保証の影響など)は確認が必要です。
- 手数料: 仲介手数料が原則無料である点は、多くの仲介会社と比べて明確なメリットです。賃貸管理手数料はプランによって異なると考えられ、具体的な金額は競合(例:RENOSYは月額固定、トーシンパートナーズは比較的安価なプランあり)と比較検討が必要です。保証プランを利用する場合は、その分のコストがかかる点に注意が必要です。
- 地理的範囲: 主に都心部に特化しているため、全国や海外もカバーするRENOSYなどと比較すると、対象エリアは限定的です。
- 物件種別: 中古マンションに強く特化している点は、新築・中古のマンション・アパートなど幅広く扱うRENOSYや、新築マンション中心の会社とは異なります。
まとめると、JPリターンズは、高い運用実績(とされる入居率)や充実したサポート、手数料無料といったメリットを提供する一方で、営業手法に関するネガティブな評判も存在します。
投資家は、これらのメリットと、自身が営業電話などをどの程度許容できるかを天秤にかける必要があります。
また、肯定的な顧客体験談と、「しつこい電話」というネガティブな評判が混在している点は、担当者や顧客の相性、あるいは情報発信の偏りなども影響している可能性があります。
表3: JPリターンズ - 強みと弱点の要約
報告されている強み・メリット |
報告されている批判・デメリット |
高い入居率 (99.95%) と低い滞納率 (0%) |
執拗な営業電話の評判 |
都心好立地・駅近物件への集中 |
限定的な地理的範囲(主に都心部) |
仲介手数料0円(売主物件の場合) |
ローン審査等による断りの可能性 |
ワンストップサービスと手厚い保証制度 |
シミュレーションや保証内容への懐疑的な見方 |
低い初期投資額(自己資金10万円〜) |
中古物件固有のリスク(ローン、修繕費等) |
一部利用者による肯定的なスタッフ評価 |
オーナーチェンジ物件の内見不可 |
20年以上の業歴と数千戸の管理実績 |
担当者による対応のばらつきの可能性 |
まとめ:JPリターンズへの相談を検討する方へ
ここまで、JPリターンズの相談場所、方法、サービス内容、評判について詳しく見てきました。
最後に、要点をまとめ、相談を検討する際の推奨事項をお伝えします。
相談窓口の多様性
JPリターンズへの相談は、東京(丸の内、京橋)と大阪のオフィスでの対面相談に加え、オンライン(WEB面談)、電話、ウェブサイト、セミナー(動画中心)、資料請求など、様々な方法が用意されています。
あなたの都合や好みに合わせて、最適な方法を選べるのは便利です。
サービス内容の要約
JPリターンズは、東京都心部などの好立地にある中古区分マンションを主力商品とし、リノベーションで価値を高め、仲介手数料無料で販売する点に特徴があります。
購入後の賃貸管理、家賃保証などの各種保証、売却サポートまでを一貫して提供するワンストップサービスも強みです。
総合的な評価
JPリターンズは、特に東京の中古マンション投資に関心があり、高い入居率(とされる実績)、手厚いサポート、仲介手数料無料といったメリットを重視する方にとって、有力な相談先となり得ます。
少ない自己資金から始められる可能性も魅力です。
ただし、積極的とされる営業アプローチ(特に電話)をどう感じるか、家賃保証などの保証制度の詳細な条件やコスト、提示される収支シミュレーションの妥当性を、あなた自身が冷静に見極める必要があります。
また、投資対象エリアが限られている点も考慮しましょう。
相談を検討するユーザーへの推奨事項
JPリターンズとの相談(特に対面やオンラインでの個別相談)をより有意義なものにするために、以下の点を心掛けることをお勧めします。
- 事前の準備: 相談に臨む前に、ご自身の投資目的(何のために投資するのか)、リスクをどれだけ許容できるか、予算はいくらか、などを明確にしておきましょう。そして、「この点は必ず確認したい」という質問リストを作成しておくと、聞き漏らしを防げます。物件の詳細(築年数、管理状態、周辺環境)、ローン、手数料(管理費、保証料など)、売却時の見通し(出口戦略)などは、特に重要な確認ポイントです。
- 保証と費用の詳細確認: 家賃保証、家賃固定、原状回復費負担なしなどの魅力的な保証について、適用される条件、保証対象外となるケース(免責事項)、将来的に保証内容が見直される可能性、そして関連する費用(保証料や管理手数料への上乗せなど)を、納得いくまで質問し、可能であれば書面で確認しましょう。
- コミュニケーション方法の明確化: 営業電話が多いという評判が気になる場合は、相談の最初の段階で、「連絡はメールにしてほしい」「電話は平日の夕方以降にしてほしい」など、希望する連絡方法や頻度をはっきりと伝えましょう。
- 情報の検証: 提示される収支シミュレーションは、あくまで「試算」であり、将来を保証するものではありません。その計算の前提となっている条件(想定家賃、空室率、経費率、金利など)が現実的かを確認しましょう。自分で周辺の家賃相場や物件価格をインターネットなどで調べ、比較検討することも有効です。必要であれば、他の不動産会社やファイナンシャルプランナーなど、第三者の意見を聞くことも検討しましょう。
- 担当者の評価: 相談を通じて、担当してくれるコンサルタントが信頼できる人物かを見極めましょう。専門知識があるか、説明は分かりやすいか、あなたの質問に誠実に答えてくれるか、メリットだけでなくリスクについてもきちんと説明してくれるか、などが重要なポイントです。
- 代替案との比較: JPリターンズから得た情報だけで判断せず、RENOSYやトーシンパートナーズなど、他の不動産投資会社のサービス内容、扱っている物件の種類、手数料、サポート体制なども比較検討しましょう。複数の選択肢を比較することで、あなたにとって本当に最適なパートナーを見つけることができます。
これらの点を踏まえ、しっかりと情報収集と比較検討を行えば、JPリターンズとの相談が、あなたの資産形成にとって有益な一歩となるはずです。
焦らず、納得のいくまで検討し、後悔のない判断をしてください。
![]()
![]()